いぼ痔治療=切り取り手術&数週間入院ではありません

徐々に全国の病院へ導入されているALTA療法、1,2日の入院でいぼ痔を治せる治療法として注目されています。

 

従来の切り取り手術では、傷口をある程度修復させ、なおかつ感染症の心配がなくなるまでにおおよそ2週間の入院が必要です。

 

 

その後は経口軟便剤を処方され、食後に飲むことで便が柔らかくなり、自宅での排便にも我慢できるくらいまで治ります。

 

ただし膿が自然と肛門から出てくるため、男性患者さんも女性用ナプキン等をつけて下着へ染みこむのを防がなければいけません。

 

もちろん外からの刺激は厳禁ですし、スポーツもしてはいけません。結局、完治するまでに1ヶ月以上を必要とします。

 

 

その一方、ALTA療法なら1,2日の入院ですみます。土日祝日に対応している病院であれば、仕事を休まずに受けらるでしょう。どうしても入院できない方にとって、大変ありがたい治療法です。

ALTA療法とは

ALTA療法とは、内痔核の周辺部分に薬剤を注射し、痔核とその周りの組織を固めて血流を妨げ、イボ痔を萎縮させる方法です。注射するだけですので、入院日数が1,2日程度で済みます。

 

ALTAとは、注射する薬剤に含まれる「硫酸アルミニウムカリウム水和物・タンニン酸」の英名「ALuminum potassium sulfate hydrate・Tannic Acid」の頭文字をとっています。

 

この療法は全国の医師からも大変注目されており、内痔核治療法研究会と呼ばれる組織まで発足して、ALTA療法が全国の病院に広がりをみせています。

 

>> 内痔核治療法研究会の公式サイト

 

 

いぼ痔で悩んでおられる方にとって、大変心強く、精神的負担が軽減される組織ではないでしょうか。

 

診察を受けるのにも大きな抵抗があるでしょうし、仕事や勉学で忙しい中、1,2週間の入院が難しい方も多いと思います。

 

いぼ痔は一人で悩んでおられる場合が多いので、近くの病院にALTA療法が採用されれば、このような悩みの解決にもつながりますね。

ALTA療法のメリットとデメリット

ただ、メリットばかりでなくデメリットもあります。田辺三菱製薬さまが運営される「い?じ?net」に分かりやすくまとめられています。

 

メリット
  • 一般的に結紮切除術と比べて痛みや出血が少なく、治療期間も短いため、身体的・精神的負担が軽減されます
  • 一般的に結紮切除術と比べて短期入院が可能です(施設によっては日帰り治療を行っている場合もあります)
  • 治療費が結紮切除術の1/3〜1/2程度(保険診療の場合)で、経済的負担が軽減されます(施設により費用は異なります)

デメリット

  • 結紮切除術に比べ再発率が高いとされており、再発の可能性はゼロではありません
  • 外痔核には効果がなく、すべての痔核に向いているわけではありません。
  • ALTAを患部に注射する手技(四段階注射法)は難度の高い技術のため、この技術の教育を受けた医師が在籍する施設でないと治療ができません。どの病院でも気軽に受けられる治療法ではありません

転載元: い〜じ〜net

 

気にされるのは再発の可能性でしょうか。ただし、ALTA療法の発展とともに再発率は軽減することが期待できます。

 

また、負担の少ない治療法ですので、再発したときには再度ALTA療法で速やかに治してしまおうという心持ちの方が良いかもしれません。

 

 

先に紹介した内痔核治療法研究会等により、難易度の高いALTA療法が着実に全国へ広がりをみせたら、いつの日か、いぼ痔が怪我のような位置づけになり、速やかに治療できるものになりそうです。

 

 

1,2日でも入院できない場合、いぼ痔の原因であるうっ血を解消しながら治していく方法もあります。ALTA療法よりも即効性はないですが、症状緩和に効果的ですし、1,2日でも入院できない理由がある方には、とても参考になると思います。

 

>> 自宅でいぼ痔を治す、うっ血の解消方法