いぼ痔の正体

正式名称は痔核ですが、いぼ痔の名で広く知られています。日本人の3分の1が痔をもっているといわれ、その痔主の約半分がいぼ痔なのです。

 

なんでこんなに、痔もちの人が多いのでしょうか?

 

 

一番の理由が、見えないところで成長するいぼ痔「内痔核」です。痛みに我慢できなくて診察を受けたら、直腸で大きく成長していたパターンです。

 

いぼ痔の概略図

 

上の図にいぼ痔が二箇所あります。肛門の内側(直腸)にできているのが内痔核と呼ばれます。

 

私はこれで手術をしたのですが、病院へ行ったときにはかなり大きくなっていました。排便のときに便が細いことや痛みや出血があって気がついていたのですが、当時は学生だったので恥ずかしくて二の足を踏んでいました。

 

 

ただある日、風呂場でシャワーを当てながら指で押して引っ込んでいたいぼ痔がなかなか引っ込まないので、

 

「とうとうこのときが来てしまったか・・・。」という残念な気持ちを胸に抱えて病院へ行ったものです。

 

 

余談でしたが、本人は気づいているのに放置しがちなのが内痔核なのです。中に入っているのでそんなに痛くないのも、油断してしまう一因ですね。

 

一方で、肛門にできるいぼ痔が外痔核。これはすぐに分かりますし、下着にすれたり座ったときの圧力で痛みをともなうので、早期に治療開始される方が多いようです。

 

 

いぼ痔の原因はずっと座る・立つなどの長時間同じ姿勢でいること、排便時のいきみによる負担、便秘や出産など、肛門付近の血流が悪くなることにより生じます。

 

肛門周辺には、内痔静脈叢や外痔静脈叢と呼ばれるたくさんの血管の集まりがあります。外からの何らかの圧力や基礎生活の乱れが原因で、それら血管の集まりがうっ血してふくれたものがいぼ痔です。

 

内痔核の場合は、それらを支える組織が弱くなると肛門の外に飛び出して、激痛の種にもなりえます。

 

 

一つ朗報で、うっ血ができる仕組みさえ理解すれば、いぼ痔は自宅で治せるといっても過言ではありません。

 

手や足にできるいぼと違って固まって変化しないものではなく、いぼ痔の初期段階においては肛門近辺の血の集まりにすぎないので、

 

それらを解消したりうっ血自体が起きないように未然に防いでやれば良いわけです。

 

 

下のページにうっ血の詳細をまとめましたので、まずはこちらをご参考いただき、今後のいぼ痔治療にお役立ていただければと思います。

 

>> いぼ痔を作り出すうっ血とは

 

 

 

 

 

 

いぼ痔の症状

  • 排便時の出血
  • 排便後にスッキリした感じがしない
  • 便が細くなったり、バナナ状の便にくぼみがある
  • 肛門内部に痛みや違和感がある
  • 肛門のまわりにイボがある